カンは、良いほうですか?
やまと式かずたま術でお名前を拝見すると、「あ〜!この方、直感力あるわぁ」っていう方に巡り会います。
そういう方は、人生の節目に決断が必要な時の決め手は「なんか良い感じがした」と口々におっしゃるんです。
この「良い感じ」がとても大切。
この感覚を可愛がって育てると、いろんな事にカンが働くようになります。
生まれる時の標準装備として、カンは誰でも持っています。
鑑定で拝見して直感力があるというのは、特に強く持っている方なんですよね。
この感覚は大事に育ててほしいと思っています。
必要な情報はどこからもらってますか?
同じ時期に共に仕事をスタートした同僚のHさん
新たに始まった企画の仕事だったので「全くなにも無いところから、与えられた課題にアイディアをひねり出す」という
頭脳労働がメインの時期がありました。
どうしよう…
もともと自分の企画ではなかったため
2人とも、作らないといけない本題のための情報がありません。
私は、企画の基になる構成と原稿を作る担当
Hさんは、原稿からデザインを作る担当でした。
頼るは、朝イチのネット検索
専用の小部屋をいただき2人で仕事を始めました。
さ~!今日の課題の仕事はどうやって形にしようか…
朝のコーヒーをすすりながら考えます。
与えていただいているモノは、業界の専門誌とネットにつながったPC
出勤日の午前中は、ネット検索が仕事でした。
Hさんとほぼ同じ課題のことが多いので、検索するワードもほぼ同じです。
すると、次第にそれぞれが求めている情報が上手くヒットして
仕事が思うように進むようになりました。
ところが、ある日2人はふと気がつきました。
同じワードで検索しているのに、ヒットする情報が少しずつ違うんですよね。
必要な情報がやってくる感覚を磨く
検索でヒットした情報のなかには、必要としている業界のことやお勧めの本などが表示されます。
どれを使おうかというときは、
「良い感じがする」という感覚!をフルに使っていました。
2人が個人の感覚で取捨選択して利用していました。
ある程度の完成を見てからは
作ったものを更新していく作業もありました。
作る時よりも、更新をかけてさらにレベルアップしていくことのほうが難しいですよね。
検索することで情報を得るコトも大事な情報源ですけど
周囲にいる人の話から貴重な情報を得るコトも多いこともありました。
必要なことを「言葉で教えてくれている」感覚です。
それからは、周囲の方々が話して下さることも、注意深く伺うようにしています。
カンは磨いていくと、様々な場面で使えるツールになります。
カンて、使えば使うほど感覚が良くなるものです。
「なんだか良い感じ」が「う~ん、これは良い」と変わる感じです。
Hさんと私は、それぞれがこの感覚を使っていたので
互いの感覚を磨いていたのかもしれません。
ある日、我が家に遊びに来てくれたHさんが
「なんだかこの部屋、気持ちが良い」と言ってくれました。
ごく普通のリビングですけど、
空間の居心地までわかるHさんに、とても感動しました。
すごいなぁ…と思いましたし、
我が家のリビングが居心地の良い空間でホッとしました。
旅先やカフェを選ぶときにも使っています。
Hさんとは、クルマで15分くらいの距離に住んでいます。
時々、休みでタイミングが合うと
中間地点あたりでランチしましょう!という時間を持っています。
さ~、今回はどこにするか、と迷っていると
Hさんが「ここ良い感じがする」と初めて行くカフェを探してくれました。
行って見ると、とても居心地が良い「いい感じ」のカフェなんです。
2023年の暮れに「一年間のお疲れ様旅」をしましょう!というときも
このあたりで、という広いエリアから
「ここが良いいんじゃない?」とHさんがくれた情報で相談して旅に出ました。
すると、このたび先は、私も良い感覚がありまして、とても癒やされる旅先だったんです。
この旅のことはnoteでご紹介しています。
カンを頼りに旅先を決めた話|いつきまこと (note.com)
持っているアンテナの感度を高めること
カンを使うって、自分が持っているアンテナの感度を高めることでもあります。
持論ですが、「カンを研ぎ澄まして磨いていくと今必要な情報が周囲からもたらされるのではないか」と思っています。
鑑定では、その人にとって大切な情報がやってきそうな年や時期は「アンテナを広げてください」とお勧めしています。
人生100年時代に入り、まだまだ現役で社会とふれあって
人と接することを楽しみ、励みにしていきたい
なおかつ、今まで頑張ってきたのだから、終盤戦は幸多きものにしていきたいと
60代シニアは思うのでした。