さんぽ

徒歩さんぽ:日本橋で麒麟像を見て兜神社から日本橋日枝神社への散歩

東京駅には出口がたくさんあります。

分かりやすいのは皇居方面に行くか

日本橋方面に行くかで、駅を挟んで東西に分かれます。

私は、東京駅から歩いて行けるエリアが好きで、晴れていて気持ちの良い日はひとり散歩をします。

日本橋口から日本橋を目指して歩く

東京駅日本橋口からは、その名のとおり日本橋方面が近いですよ。

徒歩でゆっくり歩いても15分以内には日本橋に着きます。

高僧ビルを眺めながら、江戸時代はこのあたりって何だったんだろうと想いを馳せるのも楽しいです。

日本橋は、江戸時代には東海道の起点となった場所です。

何度も掛け替えられて、現在の橋は明治44年にできた20代目です。

東野圭吾さんの「麒麟の翼」で有名になった麒麟像が欄干の上にいます。

この像は、彫刻家 渡辺長男さんの作品です。

いつ見ても今にも動き出しそうで、私はすごいオーラを感じています。

高速の下になっているのが、ほんとに残念ですが

いつになってもこの橋と橋の上にある麒麟の像は素晴らしい!

あっちから、こっちからと写真を撮りまくり、いつもこの場に10分以上たたずむ私デス。

兜神社は小さいけれど沢山の参拝者がやってきます。

日本橋を渡り切って川岸を歩いて次の橋を渡って対岸に戻ります。

最初の信号の角にあるのが日本橋郵便局

この郵便局は「郵便発祥の地」なんです。

ショーウインドウのなかには、かわいいミニポストがたくさん並んでいます。

こちらを見てから、郵便局の手前を左に曲がって

てくてくと歩いて行きますと、高速道路をくぐるようになります。

高速道路をくぐってすぐ下の左手にあるのが「兜神社」です。

読んで名のごとく兜町にあるからなのか?と思っておりましたが

このあたりは、その昔、渋沢栄一さんの邸宅があった場所なんですよ。

明治34年に飛鳥山に移るまでこのあたりに住んでいました。

大正12年の関東大震災で邸宅は消失しましたが

邸宅の跡地は昭和3年に日証館として建て替えられて、現在も残っています。

私が参拝に行くと、必ず先客がいますので

知る人ぞ知る神社で、たくさんの方が参拝にお越しになっているようです。

この日証館には日本橋公証人役場も入っています。

兜神社の隣には、ステキなお店がありますよ。

日証館の兜神社寄りのところにあるのが「ティール」さん

カフェのお席もあって、いつも賑やかです。

さんぽの途中で一息入れるのにちょうど良いですよ。

美味しいジェラートなどのアイスクリームを楽しむことができます。

その他にも、焼き菓子やチョコレートもあります。

茅場町の証券マンが参拝している日本橋日枝神社に参拝

日証館の建物沿いに真っ直ぐ歩くと、

5分ほどで茅場町の東京証券取引所が見えてきます。

日本の株取引を担う一つですね。

ニュースでいつも見ていますが、本物を見るとまたひと味違います!

株を扱う人がたくさん働いている茅場町

日本橋日枝神社は、神社の後由緒によりますと

徳川家康が日枝大神を崇敬されて以来、御旅所がある八丁堀北嶋(鎧嶋)祓所まで御輿が船で神幸されたことに始まるとあります。

日本橋日枝神社は、御旅所なので

本社となるお社は、千代田区永田町にあります。

 

今は、ビルとビルの谷間になってしまっていますが

江戸時代は近くに大名屋敷がいくつもあり、武士が行き来する場所でした。

私がおすすめするのは、鳥居にいる狛犬さんです。

こちらの狛犬さんは、2匹とも天を仰ぐようにしています。

私は、とても迫力を感じます。

毎年参拝していますが、

2,022年6月に参拝したときには、紫の衣を羽織っていました。

現代は出勤前の朝、お昼休みなどは証券会社で働く方々が参拝にいらしてます。

境内にはお稲荷さんもあります。

私は、こちらのお稲荷さんも好きで、行く度に参拝します。

私は、東京駅から何度もさんぽをしていて見つけたんですけど

「え?こんなところに?」というくらい、入口が目立たないので

ビジネス街のど真ん中にある、お宝発見!のような神社です。

ここまで歩いてくると、何か食べたくなりますので

食べたいお店を探しながら、東京メトロの茅場町駅から電車に乗っても良いし

歩いてきた道と別の道を通ってJR東京駅八重洲口まで約20分歩いても楽しいです。

このコースは、ゆるゆる歩いて2時間弱ほどのコースでした。

写真を撮ったり、麒麟の像に見とれたり

天を仰いでいる狛犬さんに話しかけたり(笑)

私のさんぽは、シニアらしい習性が見え隠れします。

ゆるゆる徒歩さんぽは、ゆっくり楽しみましょう!

一人でも、二人でも

徒歩は全身を使って、ゆっくり歩くことを楽しんでまいりましょう。

とにかくシニア世代に入った私は、足が衰えないようにすることと

歩いた場所を忘れないうちに、こういったブログに記録として残し

後から思い起して、次のさんぽコースを考えるという楽しみ方をしております。

大人になったからこそ、できる徒歩さんぽをこれからも続けて行きます。(^^)

 

 

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