キッチンの収納にけっこうなスペースが必要な土鍋
年に数回の使用ではもったいないですよね。
私は土鍋でご飯を炊いています。
難しそうに見えますけど、火加減さえ覚えてしまえば
とても美味しく炊けますよ。
その中でも一押しの生姜の入った炊き込みご飯をご紹介します。
土鍋の大きさ
私は2種類の土鍋を持っています。
小さなものは1人鍋用のもの
大人数で鍋をするときのものです。
子供たちが巣立っていくと、大きな鍋の登場回数が激減
しまっておくことが多くなりました。
もったいない…の思いで使いだしました。
大きなものは、ご飯を3合〜5合ほど炊く時に使っています。
土鍋は大きくても小さくてもほぼ同じ火加減で美味しく炊けます。
使い込んでくるとおこげができたりしますが
これがまた美味しく懐かしい味になります。
生姜ご飯の魅力
生姜ご飯魅力は、なんと言っても「身体に良さそう」なことです。(^^)
食べるとポカポカする気持ちになります。
シンプルに生姜と油揚げだけでも美味しいんです。
具材が多いと色どりも良いので、その時に1番美味しい素材と合わせて炊くのも楽しみです。
生姜と具材の相性
生姜の香りと味は個性があるものなので
合わせる具材は、淡白なものが美味しいです。
きのこを合わせるなら、香りが控えめなものがよいです。
ボリュームを出したい時は鶏肉を入れても良いですね。
お米の準備
炊き込みご飯は、大きな土鍋で多めに炊くと美味しいので
3合のお米を使います。
ボールで2回ほどといで
といだ水をザルで切ったら
お米が隠れてその上2センチくらいまで水を入れて浸します。
夏なら30分、寒い時は1時間ほど
慣れてくるとお米がぷっくり膨らんで
もう炊いても良いことがわかるようになりますよ。
私は米3合に「もち麦」50gを加えています。
炊き上がるとプチプチと歯ごたえがあって美味しいです。
お米の水かげんと味付け
- 水を十分に吸って膨らんだお米をザルに上げたら土鍋に入れます。
- お米1合あたり1カップ(200cc)のお水を入れます。
- もち麦は50gにお水100ccを入れます。
- 醤油大さじ3、酒大さじ3、みりん大さじ3、砂糖小さじ3、塩少々を入れます。
具の準備
生姜はスライサーで薄くスライスしてから千切りにします。
しめじ1株、ニンジン(お好みの量)、油揚げ(1枚)は生姜と同じくらいの長さで細切りにします。
お米の上に乗せてフタをします。
炊き方
- 火を付けたら中火で沸騰するまで待ちます。
- 鍋のフタから白い湯気が勢いよく出てきたら火を一番小さな火にします。
- 弱火にしてから8分(タイマーで計ってください。)で火を止めます。
- 火を止めてから10分間はフタを取らずにそのままにします。(蒸らす)
- 10分経ったらフタを取りしゃもじで具とご飯を軽く混ぜます。
- 混ぜたら食べるまでの間は鍋に布巾をかけてフタをします。(こうすると余計な水分がご飯に落ちません。)
沸騰してもフタは取りません。
マキでご飯を炊いていた時代には「あかご泣いてもフタとるな」といわれたほど、
ご飯を炊いている最中にフタを取ってはいけないことをたとえてこう言っていました。
土鍋も同様で少し吹いてきてもフタはそのままにします。
一度沸騰すると土鍋は火のまわりが良く
すぐに弱火にしてじっと待つと美味しく炊きあがります。
お持ちになっているお鍋の様子を見ながら時間を調節してください。
生姜ごはんはお弁当やおにぎりにも良い
何度も炊いていますが
お弁当やおにぎりにして時間が経っても美味しくいただけます。
味がしっかりしているので
お供にはサラダとフルーツを持っていくだけでもOKな便利ごはんです。
一人暮らしでも大きな土鍋で炊いて
1回分ずつ分けてラップに包んで冷蔵庫にストックしています。
冷蔵庫保存なら電子レンジで600wで1分20秒くらい
冷凍保存なら電子レンジ600wで2分30秒くらいで炊き立ての味になります。
生姜好きな方!ぜひお試しください。