寒い地方の生まれなので、黄色の実がつく果物を眺めるのが好きです。
大きな柑橘類も好きだけど
ひな壇に添える橘の置物の黄色の実に見とれるタイプの私
ある日食べたキンカンが甘くて感動
5年前にスーパーで購入した大粒のキンカンの名は「きんかんたまたま」でした。
一口では食べきれないほどの大粒
まん丸くひかり輝いていました。
食べてみると激甘なことに感激!!
ちっとも酸っぱくなかったんです。
農家さんが改良を重ねてできた品種なんですよね~
ビタミンCやビタミンEが多く含まれていますよ。!(^^)!
主な産地は宮崎県です。
タネも少ない
食べているとタネも少なくとっても食べやすいんです。
甘露煮とかではなく、なんといっても生食が一番のキンカンです。
少ないタネの中から、丸くてぷっくりしている良い子を選んで植木鉢に植えました。
芽は簡単に出ます。
それから花がつくまでは、観葉植物として鑑賞してました。(^^;
4年目に花芽を発見!
昨年の初夏に白い花芽を見つけました。
花が開くと甘~い柑橘類特有の香りがします。
精油に「ネロリ」っていうのがありますね。
あの香りです。
濃いグリーンの葉の根元に真っ白い小さなつぼみ
なんと清々しく美しいんでしょう…と
もう嬉しくて感激して舞い上がって喜んだのですが
あえなく花は散ってしまい、結実しなかったんです。
5年目は受粉にチャレンジ
キンカンをベランダや鉢で育てている方が書いていらっしゃる記事を読んで
ハチが来ない高所のベランダは
「受粉」をしてあげると良いことを知りました。
ちょうどベビー用の綿棒がありましたので
花が咲くたびに花の中心をツンツンしまして(^^;
ようやく今年は小さな実が見えてきました。
受粉の時に水やりを控え気味にしてしまい
昨年はこの小さな実が見られなかったんです。
暑い夏を上手く超えて
幸せの黄色い果実を見ることを夢見て
今朝も朝から水やりと受粉作業にいそしんでいます。
キンカンの花は春から秋の間に3回咲きます。
今回の受粉のために学んだこと
- キンカンは中国原産
- 日本には江戸時代に入ってきた
- キンカンの花は5月ごろから10月ごろまでの間に3回ほど咲く
- キンカンの花言葉は「思い出」と「感謝」
- キンカンの花びらは5枚
- 寒さにも強く、暑さにも強い
- 樹は大きくならず1mから2mが多い
柑橘類なので木肌にはトゲもありますので実の収穫が終わって
剪定する時は注意しながらやってみようと思いました。
剪定するときは「ほうき」のような形に仕上げると良いとありました。
眺めているだけでほんわか癒しになるキンカンの鉢植えを1ついかがですか。