毎年見逃してしまうアジサイとバラ
今年こそはじっくり鑑賞したいと思い立ち
王子駅から都内、北区にある飛鳥山公園と旧古河庭園へ散歩してみました。
王子駅北口から王子神社へ参拝
王子駅北口を出ますと古い石垣のある水路があります。
これは「音無親水公園」です。
とってもステキな石垣で江戸を思わせる風情があります。
石神井川の旧流路を利用した公園で、陽ざしが強い季節は程よい木陰ができていて
ちょっと一休みできるベンチなどもあります。
この親水公園の通路を進みますと右手に王子神社に登っていく入り口があります。
けっこう登ります。
王子神社は台地の高台にあるんですね。
登り切ると、底はもう境内です。
正面に回って鳥居を見上げました。
大きくて立派です。
鳥居手前で一礼して進みます。
手水舎は竹からお水が出ています。
ザ手水舎という感じの建物ですね。
本殿は大きくて立派な造りです。
都内とは思えないほど静かで樹木が多いです。
本殿左側に広場があって、そちらでは舞のお稽古をなさっている方がいらっしゃいました。
以前から参拝してみたいと思っていましたので
今回は感無量という参拝で「自己紹介」が精いっぱいでした。
王子駅には都電荒川線の駅が隣接しています。
路面電車を都内で見るならこちらがおススメです。
王子駅北口から歩道橋を利用して上に上がりますと
都電荒川線の王子駅前駅が良く見えます。
ちょうど登りと下りの電車がすれ違うところに遭遇しました。
1両の電車!かわいいです。!(^^)!
飛鳥山公園は大人も見どころがいっぱいです。
王子駅の隣にある歩道橋を渡り、飛鳥山公園の周囲にあるアジサイを鑑賞しました。
小高い公園の東側の裾にアジサイがたくさん植えられています。
渋澤栄一ゆかりの建物 青淵文庫(せいえんぶんこ)
飛鳥山は、かつて渋澤栄一が邸を構えていたことでも有名です。
早朝なので中には入れませんでしたが、建物を見ることができました。
こちらは国の重要文化財の青淵文庫(せいえんぶんこ)です。
大正14年に建てられたこの文庫は、渋澤栄一80歳のお祝いと男爵から子爵に昇格したお祝いに贈られてた建物なのだそうです。
97年経った現在でもステキな建物です。
正面のテラスにある手すりも凝っています。
テラスの反対側には大きなベンチもありました。
この文庫に集まった人々が談笑する際に使ったのでしょうか。
ロマンを感じる大きなベンチです。
渋澤栄一の喜寿を祝って贈られた晩香廬(ばんこうろ)
現在の清水組が栄一の喜寿を祝って送った建物です。
国の重要文化財に指定されています。
大正6年の竣工なので105年前のものです。
出窓やテラスに出る大きな窓は大正ロマンだなぁと鑑賞しました。
旧古河庭園は花いっぱいです。
飛鳥山公園から旧古河庭園までは、徒歩で11分です。
飛鳥山公園の出口から一本道なので迷わず進めます。
入り口の左手に受付があって、入園料(大人150円)を支払います。
今回は、洋館をじっくり見てみたかったので洋館の入り口で見学料(400円)を支払いました。
洋館の中は、撮影禁止ですが、とってもステキです。
洋館の1階では、カフェがあってお茶とケーキなどをいただけます。
営業時間を調べてからお出かけ下さいね。
この洋館は、英国人建築家のジョサイア・コンドルの設計です。
旧岩崎邸も設計している人なので、建物の雰囲気が似ていますね。
旧古河庭園は、バラが有名ですが
他の花々もお手入れが行き届いていて、目を楽しませてくれますよ。
旧古河庭園は、洋館と洋風庭園のほかに日本庭園もあります。
武蔵野台地の斜面とその下にある低地を利用しているため変化のある風景を楽しむことができます。
洋風はカチッとした仕立ての植物
日本庭園は、季節の折々に変化を楽しむ植物が見どころです。
秋には、紅葉の日本庭園を楽しみに訪れたいと思いました。
真夏の散歩は涼しいうちに
梅雨が明けた直後に思い立った今回の散歩
朝の8:30~10:30の2時間歩いてみました。
前の日に縁の広い帽子を買ってみたものの
いざ歩き出しますと、朝イチなのに暑くて帽子だけではしのげない…という酷暑の日の散歩でした。
歩いてみた私の教訓!
- 水分は大目に持つべし
- 日よけは帽子以外に日傘を準備
- 汗ふきタオルは必須
- 塩分のある飴など塩分補給は大切
- UVカットの長袖、腕カバーはぜひ使用するべし
体験してみますと、このように暑さ対策は必須であると実感しました。
たくさん汗をかきますと、飲んでも飲んでも足りないくらいになります。
塩分補給と水分は重要ですね。