隙間時間を見つけて散歩に出かけませんか。
JR上野駅 公園口改札前から散歩できるコースはいくつかあります。
出かける前に地図を開いて
どこを歩くのかめぼしを付けるのも楽しいものです。
寒くなるこれからの季節に準備しておくと助かる防寒小物を紹介しながら
上野のお山から見晴らす不忍池までのコースをご紹介します。
冬の散歩に欠かせない小物たち
秋の終わりから立春ころまでは
天気予報で快晴になっていても早朝はとても寒いことが多いですね。
快適な散歩には「首」「手」を守る防寒グッズが欠かせません。
私がとても重宝している防寒小物をご紹介します。
軽い! 無印良品 再生カシミア混大判ストール
ウール60%カシミア40%
ウールのチクチクが苦手な私に持ってこいの柔らかいマフラーです。
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
無印良品
再生カシミア混大判ストール 税込4,990円
(参考:私が購入したときの価格です。)
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幅が広いので広げてショールのように使用しても良し
半分に畳んでマフラーにしても良し
秋から春先まで使用できます。
気分を変えたいときは自作のマフラー
アクリル100%毛糸で数年前に編みました。
アクリルなのでチクチクしません。
表目と裏目を市松模様に編んでます。
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アクリル毛糸は洗濯機で洗えるのでとても重宝しています。
手袋
五本指タイプ
これも3年ほど前に購入
裏起毛なので指先まで温かいです。
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指が出せて便利! 無印良品 ウール入り半指フード付き手袋
数年前に無印良品で購入したミトンは指先を出せる構造になっています。
こちらも裏起毛タイプで風を通しません。
親指だけでなく、他の4本も出して指先を使えるのでカメラや携帯の操作がしやすくなります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
無印良品
ウール入り半指フード付き手袋 税込1,990円
(参考:私が購入した時の価格です。)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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裏がアルミで保温性抜群!ワークマン ラップスカート
中はポリエステル綿ですが裏地がアルミでできています。
アジャスター式のフリーサイズなので厚着の上からも使用出来て便利です。
着用すると腰回りが温かくて、防風もできるので冬の散歩には手放せないです。
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ワークマン
裏アルミ中綿ラップスカート
税込1,500円
(参考:私が購入した時の価格です。)
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足首のレッグウォーマー
ズボンの下には防寒タイプのタイツやスパッツを履いて出かけますが
足首からの風を防ぐために丈が短いレッグウォーマーを持っています。
これは5年以上使用しています。
仕事中も使用して重宝しています。
短い丈なので付けたり取り外したりが簡単にできます。
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帽子はどうしてる?
寺社仏閣を参拝する際は入り口で帽子を取ります。
めんどくさがりな私はそんな関係で冬場の散歩ではほとんど帽子をかぶりませんが
北風が強い日は帽子があると良いですね。(^.^)
上野駅から天海僧正毛髪塔を経て不忍池のなかにある弁天堂と大黒天堂へ
上野駅公園口改札前を出発点にする散歩できるコースはいくつかあります。
このコースは改札口前を左に曲がって上野公園の大きな樹木が多い場所を通り
都会のなかの森林浴を楽しみながら進むコースをご紹介します。
短めのコースです。
JR上野駅公園口改札前を左に進みます。 ⇒ 天海僧正 毛髪塔 ⇒ 寛永寺 清水観音堂 ⇒ 不忍池 寛永寺 弁天堂・大黒堂 ⇒ JR上野駅
天海僧正の毛髪塔
上野の森美術館の向かいの木立のなかにあります。
家康・秀忠・家光と三代の将軍に仕えた天海僧正は天台宗の僧侶で寛永寺を建立した人物です。
江戸時代の平均寿命は32歳~44歳でしたが
当時としてはとても長寿で、寛永2年(1643年)に寛永寺の子院である本覚院にて108歳で亡くなりました。
亡骸はご本人の遺命により日光山輪王寺に葬られています。
江戸時代の寛永寺境内の絵図を見ますと天海僧正が亡くなった本覚院はこのあたりにありました。
供養塔として作られたこの場所は、その後本覚院に伝来していた毛髪を納め毛髪塔となりました。
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朝の通勤時間帯には足を止めて参拝している方もいらっしゃいます。
天海毛髪塔から寛永寺 清水観音堂へ
天海僧正の毛髪塔を出て右手にある小道を進みますと徒歩1分ほどで
寛永寺 清水観音堂に着きます。
拝観は9:00~です。
御本尊は千手観音菩薩様です。
この右側に子育て観音様がいらっしゃいます。
この建物は寛永寺のなかで現存する最古の木造建築です。
お堂の屋根にある鬼瓦はとても怖い鬼のお顔になっていますよ。
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本堂に入る手前の舞台も木造で
下に降りて見上げると京都の清水寺と同じ懸崖造りになっていることが分かります。
お堂の中の左手に係の方がいらっしゃいます。
ここで御朱印などもいただけますし。
感染症が収まっている時期は、許可をいただけると千手観音様の前まで進んで参拝もさせていただけます。
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木造の舞台のそばにある松の木は、浮世絵の歌川広重の「上野清水堂 不忍池」に登場する見通しの松が再現されています。
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清水観音堂から長い階段を降りて真っすぐ進みますと不忍池にある弁天堂があるんですけど
松の木から弁天堂が小さく見えますね。
こうして見ますと、
寛永寺は小高いところにあったことがわかります。
不忍池にある弁天堂と大黒天堂
不忍池のなかにある小さな島に寛永寺の弁天堂があります。
六角形の建物です。
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こちらには8本の腕にそれぞれ道具を持ちご利益をくださる八臂(はっぴ)弁財天様がいらっしゃいます。
金運にご利益があるといわれ、巳の日には沢山の方が参拝されます。
1年のなかでも9月の巳の日はご本尊様が御開帳される「巳成大祭」という仏事があります。
この日は縁起物をいただける日でもあるので参拝の方がとても多くいらっしゃいます。
普段の参拝の際にいただける
お財布のなかに入れておくとお金に困ることがなく
金運向上や開運招福のご利益があるという「融通守銭」はお堂のなかにあります。
お賽銭を100円入れて古い融通銭とお返しして代わりの融通守銭をいただいてきます。
裏には月ごとに印が押してあり、いついただいたのかわかるようになっています。
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境内の弁天堂に向かって右手には秀吉公が護持していたという大黒天様を安置した大黒堂もあります。
御本尊からこの柱に紐が繋がっていますね。
回向(えこう)柱といいます。
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弁天様も同様に回向柱がありますよ。
御本尊と繋がっているのでこの柱を触るとご本尊に触れたことになります。
私も沢山触ってきました。
不忍池は周囲を蓮が取り囲むように生えています。
初夏から咲く蓮の花を見ますと、極楽とはこのような風景なのかと思う景色です。
弁天堂の参拝のあとは池の中の小道を通リ抜けて反対側にある旧岩崎邸へと散歩もできます。
短いコースですが、歴史を堪能できるので江戸時代の寛永寺をじっくり味わえます。
江戸時代の地図を見ると今と昔の違いを堪能できますよ。