気温が下がって涼しくなると、和風のおやつを食べたくなります。
緑茶やほうじ茶に良く合うお団子は大人も子供にも喜んでもらえるおやつです。
材料さえ買い置きしておけば、いつでもさっと作ることができるんです。
そんな我が家で子供のころから作っている白玉団子と
良く合うタレのいくつかをご紹介します。
クルミのたれを準備する
常備しているクルミをフライパンで短い時間でから煎りします。
こうすると薄皮が取れますが気にならない場合はそのままでOKです。
から煎りしたものをすり鉢に入れて、すりこ木でひたすらすり潰します。
どこまですりつぶす?
すり鉢ですり潰す大きさはお好みなのですが、
細かくなるほど滑らかになります。
このあと調味料をいれますと少しゆるく仕上がりますので
それを想定してすり潰しましょう!
クルミに調味料を入れて味を調えます。
すり上がったクルミに調味料を入れて味を見ながらクルミだれを作ります。
クルミだれ:分量の目安
- クルミ(すり潰したもの)200g
- 砂糖(我が家はてんさい糖)50g
- みりん(アルコール分が気になる場合は水を入れます。)
作り方は好みの状態までみりんまたは水を加えて混ぜるだけです。
混ぜながら味見してくださいね。
たれに醤油を入れても美味しい
クルミだれに醤油小さじ1ほどを入れるとコクが出ます。
醤油を入れると仕上がりの色が茶色強めになるので
白っぽく仕上げたいときは醤油は控えましょう。
白玉団子を作る
白玉団子は市販の「白玉粉」で作ります。
我が家はいつ食べたくなるか全く予測が付かない「甘いもの食べたい現象」なので
いつも2袋くらい買い置きしています。(^^;
白玉粉は「もち米」を加工した粉で「寒晒(かんざらし)粉」と呼んでいる人もいます。
白玉だんご:分量の目安
- 白玉粉 200g
- 水 190mlほど
- 団子を茹でるために鍋に沸騰したお湯
- 茹で上がった団子を冷やす冷水
白玉粉をボールに入れて分量の水を少しずつ入れてこねていきます。
粉がまとまって、耳たぶくらいの堅さになったら食べやすいだ団子状の大きさに丸めます。
丸めた団子の真ん中を指で押さえてくぼみを作ると火が通りやすくなりますよ。♪
沸騰したお鍋に団子を入れて軽く混ぜておくと
火が通った団子が浮いてきます。
浮いてきた団子はボールに作っておいた冷水に取り冷やします。
全部茹で上がったら冷水からザルに上げて水分を切りましょう!
茹で上がった団子にクルミだれをかけていただきます。
暑い時期は氷水で良く冷やしたものが美味しいです。
それ以外の時期は水分を切ったら常温のままクルミだれをかけていただきましょう。
クルミの香りが口いっぱいに広がって
クルミ好きにはたまらなく美味しいですし、
「甘いもの切れている」状態の人にも
「食べ盛りの子供」にもお腹にたまって満腹感のあるおやつになります。
クルミだれ以外のバリエーション
クルミもとても美味しいですが、
おはぎと同じで家庭にあるもので白玉団子のバリエーションを楽しむことができます。
「きな粉(大さじ1)」に砂糖(大さじ2)と塩少々(ほんの一つまみ)を加えたきな粉バージョンは「あべかわ餅風」です。
「醤油(大さじ1)」に砂糖(大さじ1)・水(大さじ2)・片栗粉(小さじ1)を混ぜレンジで30秒ほどチンすると「みたらしのタレ」ができます。
みたらしバージョンもさっぱりして美味しいですよ。
市販の粒あん缶詰を買い置きしておくと「あんこの団子」も楽しめます。
ツルっとしてもちもち感が出るのは白玉粉
米を加工した粉はいろいろありますが
ツルっとしてのど越しが良く、もちもちした感じが出るのは「もち米」を加工している白玉粉ならではの食感です。
間違えて購入しないように注意しましょう。
暑い時期は冷やしてお汁粉に入れても、あんみつにいれても美味しいです。
本物のお餅がない時期は温かいお汁粉に入れても良いですね。
今回は色を付けない白玉団子を作りましたが、
野菜やよもぎなどを入れてきれいな色の団子を作ると子供にも喜ばれます。
在宅ワークなどでちょっとお腹がすいたときに気分転換を兼ねて作ると
その後の仕事もはかどり重宝するおやつです。
お家にいる時間に一度試してみてください。