見るだけで酸っぱい梅干し
我が家では、毎朝緑茶を一杯と梅干を1個いただくことが大人の習慣になっています。
塩分の事を考えると、大人はもちろん子供は
そんなに食べられないです。
健康に良いことはわかっているけど
子供も楽しめる方法はないかと探していましたら
梅を冷凍するひと手間をかけるだけで、とても美味しいシロップができるんです。
その作り方と美味しくアレンジする我が家のレシピをご紹介します。
子どもも飲める梅シロップ
梅が実って青々としてきたら青いうちに収穫して梅シロップを作っています。
我が家では春まっさかりに作った梅シロップは夏を乗り切るための大切な作り置きの一つです。
材料
青い大梅 3㎏ 採れたてを用意しましょう。
氷砂糖 3㎏ 我が家は同量ですがお好みで氷砂糖多めでも良いです。
この2つだけです。
梅は大きいものが良いです。
我が家は友人に頼んで分けていただいてます。
これで3㎏
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1梅はしばらく水に入れてアクを抜きながらヘタを取ります。
梅にはアクがあるので洗い終わったら、しばらく水に漬けておきます。
ヘタは洗いながら取りましょう。
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2ジッパーの付いた袋に平たく入れて冷凍
ヘタを取って洗い終わった梅は、ジッパー付きの袋に平たく入れて冷凍します。
一晩ほど冷凍庫に入れると良いです。
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3冷凍した梅と氷砂糖でシロップを作ります。
殺菌した保存瓶に冷凍庫から出した梅と氷砂糖を交互に入れます。
蓋をして常温で置いておくと梅から水分が出てきます。
ジワジワと水分が出てきますので、氷砂糖が溶けるように瓶を動かしてあげます。
砂糖が溶けきって梅がシワシワにしぼんできたらほぼ完成です。
梅が浮いてきます。
左側の小さな瓶に入っているのは3年ものの梅シロップです。
梅から出る水分と氷砂糖だけで作っているので結構な期間保存できます。
なるべく早く飲み切ると良いのですが
一昨年は大量に作りすぎてしまいました。(^^;
年を重ねると琥珀色になってきます。
今年のものは色が薄いですよね。
出来上がったら冷蔵庫に入れて保存しましょう!
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4シロップは濃いので割って使用します。
梅の水分と氷砂糖で出来ていますので、そのままではかなり濃いです。
お好みで水や炭酸水で割ると美味しいです。
涼し気なデザート
梅シロップはアルコールを使用していないので小さな子供たちも飲めます。
シロップだけでなく見た目も涼し気な、我が家で作っているとても簡単に作ることができるデザートをご紹介します。
梅シロップのゼリー
材料
梅シロップ…水で割ってお好みの濃さのにしたものを1000cc
ゼラチン…20g
- ゼラチンは分量外の水(100cc)でふやかしておきます。
- 鍋に梅シロップを入れて火にかけ、温まってきたらゼラチンを入れてよく溶かします。
- 火はゼラチンが溶けるくらいの温度になれば良いので中火から弱火で様子を見ながら溶けたら止めてしまってOKです。
- ゼラチンがきれいに溶けたら型に流し入れます。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やします。
- 固まったら出来上がりです。
ゼラチンの濃度は2%が美味しい目安
全体量に対してゼラチンの量は、2%にすると「みずみずしい食感」と「適度な弾力」があるゼリーになります。
食べてみるとよく分かりますけど、「美味しい」んです。
全体量が変わるときは、この割合を覚えておいてゼラチンの量を決めてください。
ゼリーは腹持ちが良い
シロップのままよりゼリーでいただくと腹持ちが良いことを実感します。
おなかに溜まるんです。
おやつにはぴったりですね。
また、口当たりも滑らかなので食欲がない時にも良いです。
大きな容器に作りましたので、サイコロ型に刻んでグラスに入れました。
琥珀色のキラキラゼリーです。
梅シロップのシャーベット
材料
梅シロップ…お好みより少し濃いめのシロップ200CC
卵白…2個分
砂糖…少々(シロップに氷砂糖が入っているのでお好みで)
梅の果肉(梅シロップでしぼみそこなった梅)…細かく刻みます。
- 卵白はボールに入れてツノが立つくらいまで泡立てます。
- 泡立てた卵白に梅シロップを果肉の刻んだものを入れてよく混ぜます。
- 容器に入れて冷凍庫に入れますが、固まってきたら取り出して何度かかき混ぜます。
卵白は全ての材料を準備してから泡立てます。
卵白は泡立ててからすぐに使わないとツノが消えてきますので、材料を全て準備してから泡立てましょう!
冷凍庫に入れてからが勝負です。
卵白と材料をよくかき混ぜたつもりで冷凍庫に入れますが、
しばらく時間が経つと卵白とシロップが分離してきます。
1時間に1回ほど様子を見てスプーンなどでかき混ぜて分離しないようにします。
固まるとフワフワ感のあるシャーベットになります。
楽しく 美味しく 楽しみながら体調を整えて夏を乗り切りましょう!!